« 2014年1月 | トップページ | 2014年3月 »

2014年2月26日 (水)

「普通の人」にこそ

Dsc03439
 講談師・神田香織さんが阿波市人権問題研修会に訪れたので、今まで脱原発を目的とする集会などでは何度も聞いたことがあるものの、いわゆる「普通の人」を対象にしてどんな話をするのかと行ってみました。
 田舎のおじ(い)さん、おば(あ)さんを前に、神田さんはいつものとおり、「はだしのゲン」「チェルノブイリの祈り」の抜き読みも交えながら福島の現状を怒りを込めて語りました。終演後に「こんなところではもっと原発の話などは控えるのかと思った」と言うと、「『普通の人』にこそわかってもらわないといけないんだから」と返されました。本当におっしゃるとおり、反省しきりです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年2月23日 (日)

やはり廃止しかない秘密保護法

Dsc03431
 特定秘密保護法は昨年12月6日に成立させられましたが、それでもあきらめずに廃止を目指そうと廃案に向けて一緒に取り組んできた県内女性団体が集まり学習会を持ちました。講師の筒井由果弁護士は法律の条文ごとにわかりやすく説明を加え、「恣意的に運用できる可能性があり、そのことでマスコミや市民が萎縮することが問題」と指摘し、国家権力への縛りは一旦ゆるめてしまえばかけ直すのは難しい、廃止に向けて働きかけようと訴えました。
Dsc03433
 参加者からは講師への質問に加え、今後の運動について多くの提案が続きました。最後に決議文が採択され、安倍首相、衆参議長、県内選出国家議員に送付することとしました。賛同団体はさらに増えて44団体となっています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年2月12日 (水)

秘密から戦争が始まる

Dsc03402_3
 毎年この日に行う「2.11日の丸・君が代・天皇制を考える徳島集会」、今年は社民党顧問の寺前學さんが「沖縄と天皇」と題して講演をされました。「祖国復帰」と言っていたが、沖縄にとって「日本(大和)」は祖国なのか、復帰、独立、自立とさまざまな立場での運動があったことや日琉同祖論などについて長年沖縄問題にも反差別の闘いにも関わってきた講師ならではの思いが語られました
<Dsc03403_2
 午後には九条の会徳島の総会と記念講演会がもたれました。講師の岸積さんは、「正念場の憲法九条~最後の戦争世代からあなたへ~」とのテーマで、元地元紙の論説委員長を務めた経験から「体験的危機感」という表現で秘密から戦争が始まると戦時中の報道管制の例を挙げて特定秘密保護法の危険性を指摘しました。
 おりしも国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)が今日発表した、世界各国の報道の自由度を順位付けした報告書で日本は昨年の53位から59位に後退しています。東京電力福島第1原発事故の影響を取材しようとするとさまざまな圧力を受けるとされたほか、特定秘密保護法の成立が響いたようです。日本は、各国を5段階に分けた分類で上から2番目の「満足できる状況」から、主要先進国で唯一、3番目の「顕著な問題」のある国に転落。東アジアでは台湾や韓国を下回る自由度とされています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年2月 8日 (土)

オスプレイは恐くて飛ばせない

Dsc03389
 昨年10月に日米共同の防災訓練が高知県で行われると予定されていましたが台風接近で中止となりました。そのため、昨日、改めて訓練を行う運びでした。ところが、今度は雪によりオスプレイは参加できずに訓練内容を縮小して実施しました。自衛隊機は飛んでいましたが、オスプレイは来られないというのはやはり安全性に不安があるということでしょうか?台風はダメ、雪はダメ、これではいざという時に「お友達」に助けを求めるのは無理だということです。
Dsc03396
 大規模災害時に自衛隊や米軍に救援を求めるしかないとしてしまうのでなく、きちんと災害対応専門の組織を作るべきです。抗議集会には四国だけでなく和歌山、岩国、岡山などから駆けつけた人を含めて400人が参加をしました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年1月 | トップページ | 2014年3月 »