赤い服平和の色となりにけり

　5月14日、政府は臨時閣議を開き、集団的自衛権行使を含め自衛隊活動を広げる安全保障関連法案を決定し、今日、国会提出しました。日本が戦争をする国になることを何としても止めなければなりません。
　昨日は、徳島駅前で17団体19人の参加で憲法九条を持つ日本に戦争法は要らないと女性のレッドアクションを行いました。今日のタイトルは講談師神田香織さんのブログから拝借しました。1月の「女の平和」に続いて、赤を身にまとってのアクションは人目を引きます。

戦争は音もせずに静かに

　憲法記念日、街角トークの反核・憲法フォーラム徳島の担当時間は「九条やじろべえ」にしました。今年は安倍総理の暴走にストップをかけなければとの思いはスタッフ一同共通するもののテーマを決めるのが大変。「積極的平和主義」「集団的自衛権」「戦争法案」等々、結局、直接的に憲法を変えるか変えないかを問うことにしました。「平和のために憲法九条（戦争放棄）を「変える方が良い」が6人、「変えない方が良い」は55人でした。

　昼からは九条の会徳島の講演会、オープニングには「玉すだれ徳島バージョン」と日本舞踊をお願いしました。いつも集会や街頭でのアピールでご一緒する諏訪公子さん、実は日本舞踊の家元のお顔もお持ちです。流石、決まっていました。

　講師は東京新聞論説委員の半田滋さん。安倍首相のウソとして集団的自衛権の閣議決定記者会見で米輸送艦で運ばれる母子を挙げたが、米艦艇は日本人を乗せない、「アメリカから断られた」と中谷元衆議院議員が発言していることなど具体的に説明しました。今国会で安全保障法制を成立させ、来年参院選で与党３分の２確保をめざし、２０１８年には憲法改定の国民投票を目指していると指摘し、「戦争は音もせずに静かにやってくる」「この流れをなんとしても止めなくては」と呼びかけました。

4月もあっという間に

　各地の県議選、市議選の応援に出没しているうちに4月も過ぎてしまいました。ついこの前、新年を迎えたと思ったのに早2015年も三分の一が終わってしまいました。

　4月30日は恒例のメーデー前夜祭集会。関西地区生コン支部の武洋一書記長からの迫力有る講演の後、7労組から闘争報告を受けました。29日には中部地区集会でご挨拶の機会をいただき、1日本番メーデーは徳島中央集会に参加しました。

　1日夕方はこれも恒例の「戦争をさせない1000人委員会徳島」の署名行動に参加。素通りする人が多い中、高齢の女性の方が自分から寄ってきて「私は身内を23人戦争で亡くしています。兄は14歳で志願し、戦死しました。戦争は絶対ダメです」と話しながら署名してくださいました。この方たちの思いをつないでとにかく安倍暴走政治にストップをかけなければの思いを強くしました。