無かったかのように

　今年も8月2日から7日まで「福島から徳島へ・子どもふれあい事業」に取り組みます。今年は子どもさん16人、保護者12人の予定です。その費用を賄うためにと徳島駅前でカンパの訴えをしました。
　しかし、福島第一原発事故から4年、昨年までは小さなお子さんが可愛い財布から小銭を出してカンパ箱に入れてくれる姿もあったのですが、今年は立ち止まってくれる人が激減しました。マスコミでの報道も減り（減らされ）、遠く離れていることもあってか、まるで福島の事故など無かったかのように素通りされるのが辛かったです。

アベ政治を許さない 徳島でも

　戦争法案反対の声は徳島県内でも平和団体、政党、労働組合はもちろん女性、若者、弁護士会などどんどん広がりを見せています。そして、１８日の全国一斉の「アベ政治を許さない」アピールは、県内文化人の呼びかけに約１００人が集まりました。呼びかけは徳島ペンクラブ会長の竹内菊世さん、郷土史家の湯浅良幸さん、落語家の笑福亭學光さん、徳島大空襲語り部の竹宮悦子さんの４人。
　リレートークには青年や女性の飛び入りもあり、また独自にポスターを朝から掲げていたという方が話しかけてくださったり、暴走を許せないと思っておられる方が多いのを痛感しました。
　昨日は、「週刊新社会」の配達に回っていたらある方のお宅に例のポスターが。「土曜日に駅前に行ったのが遅くて解散した後だったので」とのこと。１７日の戦争をさせない1000人委員会の街宣では、私のマイクが終わると2人の女性が拍手をしてくださいました。今朝の新社会党「月曜の声」（昨日が祝日なので火曜ですが）、ビラの受け取りがいつもより多かったです。
　内閣支持率も下がってきました。とにかく力を合わせて頑張るのみです。

100ヵ所目のスポット演説

　「特定秘密保護法廃止！女たちの怒りの行動」 は、6月6日の徳島駅前でのリレートークを皮切りに県内全市町村を回り戦争法案反対を訴えるキャラバン活動を続けてきました。10日の海部郡6ヵ所で一巡し終えたことから11日には徳島駅前で100ヵ所目のアピール行動、男性3人を含め50人が参加し、安倍首相にレッドカードと声をあげました。
　今日、特別委員会で強行採決するとの報道が流れていますが、決してあきらめることはできません。私たちがあきらめてしまえば、子どもたちの未来を奪ってしまいます。

徳島大空襲70年

　徳島大空襲から70年の7月4日、第18回徳島大空襲を語るつどいを開催しました。今年は以前にもこの「つどい」でお話をしていただいていますが、山中夫佐子さんに語りべをお願いしました。山中さんは大空襲の「色」を描き残したい一念で70歳の時から水彩画を習い始めました。書きためた絵をスライドで上映し、また、会場にも展示をし、見ていただきました。
　
　また、大学生が8人参加して、熱心に耳を傾けてくれ、アンケートにもびっしり書いてくれており嬉しかったです。

夕方には乾晴美元参議院議員の戦時体験のお話がありました。石井町にお住まいだったので徳島大空襲で直接の被害は受けておられませんが、当時の教育、歌などで当時の世相が良くわかりました。

　夜には勝浦町の河川敷で「星に願いを」というイベントがありました。戦後70年の徳島大空襲の日という特別な日に、危険な火薬も使い方次第でこんな素敵な伝統産業になるとの思いで企画されたそうです。写真はきれいに撮れませんでしたが、間近で見る流星花火は本当に美しかったです。平和であってこそと夜空を見上げておりました。

頭ハチハチ

　6月25日、四国電力株主総会、会場前で株主の皆さんに「伊方原発再稼働させない提案に賛成してください」と訴えました。

　今年初めて「警察」の腕章をした方達が。歌でアピールしようとしたグループに「路上ライブは禁止されている」との注意がされていました。私にも木に幟やプラカードをくくりつけないようにとの言葉がありました。私たちは手で持つつもりでいましたし、そんなそぶりも全くしていないにもかかわらず、です。

　26～28日は東京で労働法などの勉強をしてきました。いつも走ってばかりですが、今回はしっかり脳に詰め込んできました。

　29日は「月曜の声」を終えてから「女の平和行動」キャラバンです。この日の鳴門市で4市7町１村を回り、56ヵ所でのスポット演説です。流石に赤は人目を引き、至るところで応援の言葉をかけてもらいます。

　そして、27日は奈良県まで裁判の傍聴支援にマイクロバスでの日帰り。昨夕は1000人委員会でマイクを握ったあと、社民党県連合の大会で来賓挨拶をさせていただきました。
　4日の大空襲を語るつどいの準備はあり、11日の「何を怖れる」の上映会のチケットは売れているかと督促され、教科書展示会は今日まで、頭ハチハチです。