平和友好祭中央祭典

第40回平和友好祭中央祭典が徳島市で開催され150人が結集しました。私も「戦争体験継承」の分科会で少しお手伝いさせていただきました。語り部を務めてくださった竹宮悦子さんから「若い人たちの姿勢に、だらしなく生きている私は頭をガアンとたたかれた思いで反省しています」とメールをいただきました。決してだらしなくなど過ごされていないのは私は承知しておりますが、でも若い方たちの真剣な姿勢に学ばされたのは私も同じです.。

成立させられてもあきらめない

16日にはレッドアクション

17日と18日には戦争をさせない1000人委員会徳島による街頭行動。 　　　　
　安保関連法案は9月19日に強行成立させられてしまいましたが、戦争への道につながるこの法律、決して認めることはできません。特定秘密保護法とあわせて廃案に向けて全力をあげます。

戦争法案は廃案にするしかない

　安保関連法案の廃案をめざす9.12徳島県民大集会、天候にも恵まれ大成功でした。1000枚用意していた手持ちプラスターが開会前にはすでになくなるといううれしい悲鳴。主催者は遠慮して1200人と発表しましたが、「もっといたよ」と何人にも言われました。政党、労組はもちろん、女性団体、環境運動をされている人、とにかく戦争をくい止めるためにじっとしていられなくて参加した人・・・。パレードに途中から参加してくれる人も多く壮観でした。

ひとりひとりに人生があり、家族がいる

　９月３日、瀬戸内寂聴さんと映画監督の山田洋次さんのビッグ対談、会場のアスティ徳島では3300人が耳を傾けました。寂聴さん93歳、「言わなければならないことがある。戦争をするなということ」「殺すなかれ、殺させるなかれが仏の教え」。山田洋二監督「政府はうそをつく」「戦争で亡くなった一人一人に人生があり家族がいた。それは殺されたアジアの人も同じ」含蓄のある言葉ばかりでした。

　９月５日、シンポジウム「私もひとこと！安保法案」。なぜだか科学者会議の皆さんが中心の実行委員会に誘われて8月からあわただしく準備を進めてきました。パネリストには中里見博さん（憲法学）、瀧誠司さん（弁護士）、大西さちえさん（主婦）、三好紳太郎さん（大学生）に加えてなんとカナダ出張中の饗場和彦先生もスカイプで登場されました。
会場からの「ひとこと！」カードも多く出され活発に意見が交わされました。思いはみんな安保法案廃案！

　６日、第55回いのちとくらし・平和を守る女性集会。講演は「25歳が向き合う戦後70年」と題して大学院生の御前麻里さんにお話しいただきました。

　シンポジウムでは「戦後70年、男女雇用機会均等方30年北京女性会議20年　記念すべき年に　私たちがしなければならないこと」というテーマで戦後の男女平等など話し合うとともに、今の安保関連法案に反対の思いを固めあいました。

雨をも吹き飛ばすパレード

　安全保障関連法案に反対する全国100万人行動が呼びかけられた8月30日、徳島では徳島弁護士会主催で徳島駅前街宣に引き続いてのパレードがもたれました。街宣の初めはご覧のとおり傘をさしてのアピールでしたが、どんどん人が集まってくるにつれて雨は小やみになり、ついにパレードの時にはきれいにあがりました。

　弁護士会は「弁護士九条の会」とは違い、弁護士は入らなければいけない団体なので当然様々な考えの方がいます。それでもこの安保関連法案は立憲主義を壊すものであり、許されないとして行動を起こしています。

　前回6月28日が300人だったので、今回は500人以上はと思っていたら、なんと700人もの参加となりました。

　歩道橋が落ちはしないかと心配するくらいの人、人、人・・・でした。車から、二階から手を振ってくれる人も多く、店からわざわざ出てきて頑張ってくださいと声をかけてくれる人もいて今までにない反応でした。