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2016年7月12日 (火)

煽られる怖さ

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 参議院選挙が終わり、マスコミは改憲勢力が3分の2以上を占めたことを盛んに報じています。特定秘密保護法を英訳してその危険性を国連に訴え続けてきた藤田早苗さん(英エセックス大学人権センターフェロー)による「メディアの独立性の危機」とのテーマでの講演会がありました。冒頭、イギリスから国民投票の結果を気にしつつ帰国したらEU離脱との結果が出ておりショックを受けたことが話されました。ジョン・スノー氏(ニュースキャスター)の「若者がEU残留を強く希望したのは当然である。彼らは他の27カ国で学び、住み、恋愛し、働く権利を失うのだから」という言葉が的を得ている。イギリスが失うものは計り知れないと説明され、民主主義の徹底していると言われるイギリスですら煽られるとこういう事態になるのだから、日本で憲法を変えるための国民投票となれば国をあげての宣伝が行われることになると危機感を訴えました。
 選挙結果を見て、国民投票になれば改悪を阻止するために頑張ると言っている方もいますが、国民投票は勝てると見込んで行うわけだし、勝つために徹底的に扇動するのは明らかであり、まず発議をさせない闘いこそが求められていると思います。

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2016年7月 8日 (金)

海水で味付けした話

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第19回徳島大空襲を語るつどい、毎年7月4日にこだわって開催しているため参議院選挙の最中となりましたが、約60人の方に参加していただきました。繁崎行雄さんの体験談に加えて会場からも戦後食べものに苦労した話などたくさん出されました。塩が無く、沖洲海岸まで行き海水を汲んできてそれで味付けしたという男性の体験談には胸が詰まりました。また、今年は「被害だけでなく加害の話も聞く機会が欲しい」との提案も数人からいただきました。加害当事者は口をつぐんでいること、また空襲体験者以上に高齢であることなど難しいと思われますが、戦後世代の責任として考えていかなければならない課題です。
徳島新聞にも掲載され、四国放送テレビでの放送もあり、後日の反響も大きいものがありました。

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2016年7月 3日 (日)

大西そう 必勝へ!!

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7.3大西そう応援団駅前大集会、3000人が選挙カーの周りを囲み耳を傾け、拍手を送り、コールし、勝利への思いを一つにしました。新社会党は栗原君子前委員長(元参議院議員)が広島から駆けつけマイクを握りました。まさに「市民と野党で大西そう!」です。

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