2008年3月13日 (木)

鉄道運輸機構訴訟 不当判決

 国労組合員が独立行政法人鉄道建設 運輸施設機構(鉄運機構)に対して提訴したJR 採用差別事件に関する裁判で、東京地方裁判所は原告の請求を全面的に棄却する不当判決を言い渡しました。
 Dscf5045
Dscf5052
 キャラバン中の中野勇人さんは、一昨日の朝、津田海岸町からオーシャンフェリーで東京に向かい、昨朝から東京地裁前の座り込みに合流していました。今日勝利判決を聞いて、明日からまた池田に向けてペダルを踏むはずだったのに、この不当判決です。
 国家権力を相手に闘っているのだから簡単ではないと思いつつも、明日からどんなにペダルが重いだろうと胸が痛みます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月10日 (月)

中野勇人爆走中

Dscf5019
 国労闘争団四国常駐オルグの中野勇人さんがまたキャラバンを始めました。2005年に徳島から東京まで1047㎞を走りみんなを驚かせた中野さん、翌年は自転車で九州から東京まで走りました。今度は泳いでいくのかと思っていたら、自転車の後ろにリヤカーをつけて四国一周をした後、徳島から東京までフェリーで移動し、その後は東京からまた四国までハンドマイクでの訴えもしながらアピールするというのです。3月1日に池田町を出発し、徳島市へ来た後は四国遍路と同じように高知、愛媛、香川と回り、今日は高松から徳島市へと帰ってきました。
Dscf5024
 ホームページで毎日行動を見ていると「アップダウンの続く急な上り坂息を切らせてロシナンテを押していると、ふと『何してるんだろう?』と心が折れそうになります」という言葉を見つけてしまったので、たまたま今日は夫が休みでもあり、「月曜の声」を終えてから急遽思い立ち高松へ向かいました。
 前振りのマイクも握らせてもらったり、わざわざ車を止めて温かいお茶と飴玉を差し入れしてくれた場面に遭遇したり、嬉しい伴走でした。
Dscf5041
 夜には、激励集会。毎日、昼は走り、夜は集会や交流会、どんなにか大変かと思います。27日に元気に池田へゴールしてくれることを祈っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月29日 (金)

2008春闘講座

Dscf4967
 一日得なのか損なのかわかりませんが、今日は2月29日です。毎年書いているような気がしますが、「2月は逃げる」の言葉通りあっという間に過ぎ、明日は早3月です。
 さて、春と言えば春闘(最近はそうでないかも)。昨夜は、実行委員会主催による春闘講座があり、労働大学副学長の今村稔さんが熱弁をふるわれました。テーマは「格差社会と社会保障」、格差社会の話に入る前に、30年ほど前の一億総中流のことに触れられ、中流意識を使って賃上げ要求を押さえ込もうとの攻撃を懐かしく(?)思い出しました。
 新自由主義についていーっぱい話し、「苦しいことが即闘いにつながるわけではない。闘う材料を生かす学習と話し合いが必要。今ほど学習が必要な時はない。学ばなければ自分たちが人間であることをあきらめなければならない」と最後にまとめられました。背筋の伸びる思いでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月21日 (木)

配車差別は許せない!

Dscf4937_2

  Dscf4941_2
 全日本港湾労働組合徳島支部鳴光タクシー分会(鳴門市)がストライキに突入ということで朝7:30からの集会に参加。労働運動の弱体化が言われて久しい中でストライキという言葉さえ珍しいこの頃です。徳島人権平和運動センターや地区労の仲間が支援に駆けつけ、当該組合員と勝利まで闘う決意を固めあいました。一時金が支払い規定どおりに支払われていないことが許せないのはもちろん、配車差別が行われているのはもっと許せません。
 毎週、徳島駅前でビラ配りをしているとタクシーの運転手さんたちともすっかり顔なじみでいろいろな話をしますが、やはり長時間待ってやっと乗せたお客が短距離だとつらいとこぼされています。私も、たまにしか利用しなくても短距離だと気がひけます。それなのに、鳴光タクシーでは組合員であるかどうかで配車差別をし、遠距離の予約が入ると非組合員ばかりにまわすというのです。当然収入にも大きく影響してきます。闘う労働組合、全港湾の本領発揮とも言えるストライキでした。
  

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年12月 6日 (木)

国労闘争団を支える会総会

Dscf4647
 国労闘争団を支える徳島の会第6回総会が、昨夜、港湾福利厚生会館において開催されました。「一人も路頭に迷わせない」と言って、国鉄からJRになり20年。国家的不当労働行為で解雇された仲間は20年間闘い続けてきています。
 記念講演では、佐賀県から兵庫に単身赴任して運動を広げている大串潤二さんから「国鉄闘争20年の体験から見る今日の労働運動の課題」と題して、1969年に国鉄に就職、マル生闘争での弾圧、人活センター、清算事業団、解雇、四党合意から鉄建公団訴訟へ、そして闘争団からも解雇され兵庫へという20年の経過と気持ちや家族・仲間の支えが語られました。さらに、福知山線の事故についてJR西日本の責任はもちろんだが鉄道マン・労働組合として分割民営化を許した安全問題としての労働組合の責任にも言及し、最後に大衆闘争こそ最大の武器であると訴えました。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年11月29日 (木)

千、四十七士 義士伝

 「20年の節目、総力をあげた闘いで勝利を! 『JR採用差別』全面解決を迫る11.30全国大集会」成功に向けて、11.28国鉄闘争勝利!徳島連鎖集会が三好市池田町で開催されました。オープニングでは、講談師の神田香織さんが熱演する「千、四十七士国鉄労働者(ぽっぽや)義士伝」のビデオ上映。
Dscf4639
 二部の講演は「人らしく生きよう」の著者である佐久間忠夫さんが「労働運動・・・我が人生」と題して、1931年に横浜で誕生、戦争を体験し、国鉄で働き、国労組合員として闘い、定年間際の国鉄分割民営化時に解雇され、それから20年戦い続けてきた体験を語られました。
Dscf4641
 最後には、11.30全国集会への参加者紹介と全員の決意表明がありました。

 今夜は、徳島市で一日も早い国鉄闘争の全面解決への思いを込めて、佐久間さんと四国常駐オルグの中野勇人さんを囲んで交流会をもちます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月15日 (木)

小松島市職定期大会

Dscf4574
 小松島市職員組合第53回定期大会にお招きいただきました。今まで数えきれないほど労働組合の大会に寄せていただきましたが、演壇に花籠があったのは初めてのような気がします。上手に撮れていませんが、本物はとても美しく華やかなものでした。大会を成功させようという役員の皆さんの心配りをとても嬉しく感じました。
 ただ、情勢は、他市町村の大変さに加えて、先月、日本製紙小松島工場が来年9月末に閉鎖することが発表されていることから、本当に厳しいということが茨木執行委員長の挨拶でも述べられていました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 1日 (火)

第78回メーデー

Dscf3935
 今日5月1日は労働者の国際的示威運動の日「メーデー」です。今年は三好会場に参加させていただきましたが、朝からの雨で会場が室内に変更され、参加者も例年より少なかったようです。天羽強西部地区労会長は、戦争ができる国になろうとする日本の状況、とくに緊急の課題として国民投票法を労働者の団結で阻止していこうと力強く訴えられました。
 最後に今年の会場でもくじ引きがあったのですが、昨年の美馬会場と同じくタオルをいただきました。やっぱり今年も汗をかいて運動しなさいということのようです。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月30日 (月)

メーデー前夜祭

Dscf3934
 夕方、第6回メーデー前夜祭が徳島港湾労働福祉会館で開催されました。主催は全日本港湾労働組合徳島支部、全日本建設運輸連帯労働組合、全国一般労働組合全国協議会です。今年の講演は大鵬薬品労働組合元委員長の北野静雄さん。「薬害を防いだ研究労働者の闘い」と題して、ダニロン、マイルーラを販売中止に追い込んだ闘い、労働組合嫌いで有名な大塚グループに属する会社からの組合弾圧、またそれに対する反撃を報告しながら労働組合の社会的役割について熱く語られました。北野さんは「自分の家族に飲ませられる薬を作っているか」と訴えましたが、「家族を乗せても大丈夫な車か」「家族が食べても安全な食べ物か」「家族が住んでも心配ないビルか」など、全ての働く人の課題です。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年12月 3日 (日)

国鉄闘争合宿交流会

Dscf3310
 06国鉄闘争支援四国共闘会議合宿交流会が徳島市で2~3日と開催されました。北は北海道北見から西は広島県福山市まで、国鉄闘争をともに闘う仲間が集まりました。1047人の不当解雇撤回を求めて、昨年は四国から東京まで走り、今年は自転車で九州から東京までアピールした中野さん、来年は泳ぐ(トライアスロンじゃあるまいし)?等の冗談も飛び出す楽しい交流会に参加させていただきました。もちろん楽しく騒ぐだけでなく自己紹介では勝利に向けて一人ひとりが闘う決意を述べ、予定時間オーバーとなりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)